第26回では、ご出演いただく人形劇団の皆さまや関係者にアンケートを実施しました。
「どんなイベントなんだろう?」「どんなパフォーマーが出演するんだろう?」
HP・ブログをご覧くださっているみなさまと人形劇団さんとの新たな出会いになれば幸いです。
今回は、人形劇団京芸さんの回答をインタビュー形式で掲載します!
団体や作品について教えてください!
私たち人形劇団京芸は、1949年に京都で生まれ、現在は京都府宇治市の活動を拠点として、日本全国で上演する「人形劇公演」を大きな柱として活動しています。私たちは、温かな人間性が感じられる作品を大切に創り、子どもにも大人にも喜んでいただけるように努めています。
今回上演します『ぶんぶくちゃがま』は、2021年に制作しました新しい作品です。「ぶんぶくちゃがま」という民話にはいろんなバリエーションがありますが、このお話では古道具屋と狸が出会い、紆余曲折の末、ふたりで曲芸の興行を打つことになります。
最近感動して泣いたことはなんですか?
とあるグループのコンサートツアー最終公演をインターネット配信で観ました。このグループは2年前にCOVID-19の流行によってコンサートツアーの中断を余儀なくされました。開演して1曲目に歌われたのは、この2年の間に作られた再起を誓う歌でした。歌うグループメンバーの声を聴き、表情を見ながら、自分と劇団もいろんな道のりを経て公演を続けていること、同じように苦しい思いをした人がたくさんいて、この日に繋がっているんだということを感じました。
5年後、劇団はどうなっていたいですか?
人形劇を続けていたいです。作品をよりおもしろくしていき、たくさんの場所で上演したいと思います。
今回のフェス出演に関してメッセージをお願いします!
人形劇を生で観ていただいて、観客の皆さんと私たち演者とが同じ空間で一緒に人形劇に浸れることがとても嬉しいです。
今日、世の中にたくさんの魅力的な娯楽がありますが、どこまでもアナログで演じる人の表情や息づかいを感じることができる人形劇のおもしろさを楽しんでいただけたらと思います。
*****
ありがとうございました!
「最近感動して泣いたこと」のご回答が、なんだかとても身近に感じられて、温かい気持ちになりました。
創立から70年以上続く京芸さんの新しい作品、ぜひご覧ください!
人形劇団京芸『ぶんぶくちゃがま』
②浄土宗大阪教区教務所 4F にて 12:00〜 / 14:15〜の二回上演します!(上演時間約35分)
チケットが必要な公演となります。お見逃しのないように!
演目の詳細は 【こちら】 をクリックでご覧いただけます。
■人形劇団京芸ホームページ http://www.kyougei.com