第27回の今回も、ご出演いただく人形劇団の皆さまや関係者にアンケートを実施しました。
「どんなイベントなんだろう?」「どんなパフォーマーが出演するんだろう?」
HP・ブログをご覧くださっているみなさまと人形劇団さんとの新たな出会いになれば幸いです。
今回は、よろず劇場とんがらしさんの回答をインタビュー形式で掲載します!
よろず劇場とんがらしさんや作品について教えてください!
「よろず劇場とんがらし」は、全国のおやこ劇場子ども劇場、幼稚園、保育園を中心に年間150ステージを越える公演活動をしている、一人芝居の専門人形劇団です。10年間の保育者としての経験を生かし、子どもたちとの心のふれあいを大切にしています。年齢の垣根を越えて楽しめる作品をお届けしています。
「てぶくろを買いに」は新美南吉の代表作のひとつです。そして今、私は新美南吉のふるさとにアトリエを構えています。思い入れの強い、大切な作品のひとつです。
こぎつねが街へてぶくろを買いに出かけます。「この手にちょうどいい手袋ちょうだい」こぎつねは、母さんぎつねに決して出してはいけないと言われた、きつねの手を隙間から差し入れてしまいます。
ギターがそのまま人形劇の舞台になる、アイデア一杯の人形劇です。ほのぼのとしたストーリーと一緒に、本来の人間の姿を問いかけます。
最近「いいな〜、素敵だな〜」と思ったことを教えてください!
最近、テニス部で青春を共にした高校時代の同級生が北海道の石狩で羊牧場をはじめました!300頭の羊を育てながら、珍しい羊乳のチーズを作っています。なんかすごく嬉しい!わくわく!夏に遊びに行く予定。ワクワク!
さいごに、今回のフェス出演に関してメッセージをお願いします!
「生(ナマ)はすばらしい」「生(ナマ)がいちばん」
ビールの宣伝ではありません。
演劇にしても、音楽にしても、ライブが一番!生(ナマ)の文化は素晴らしい!という話です。
でも、生の文化ってどういうことなのでしょう。何が素晴らしいのでしょう。
文化は人が作るもの。文化に触れることは人に触れること。テレビゲームだって立派な文化です。でも、人を感じない。文化とそれを創る人との距離か離れてしまっているのです。だからこそ、子どもたちが最初に触れる文化は、人に近い文化であってほしい。そして、人を感じてほしい。人のすごさ、素晴らしさ、可能性・・・・そんなものを感じてほしい。それこそが生の文化だと思います。お祭りの様々なイベント、そして人形劇の鑑賞は子どもたちが生の文化に触れる貴重な経験となります。共感し感動する中で、コロナ渦で不足しがちな様々な心の経験を積む大切な機会になることを願っています。
よろしくね。
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ありがとうございました!
感染症の影響から、オンラインイベントやオンライン配信が増えて「生(ナマ)」から少し離れてしまった時期もありましたが、やっといろんな「生(ナマ)」を体験できるようになってきました。
なにわ人形フェスはリアル開催! いろんな人形劇に触れていただければ幸いです。
ギターがそのまま人形劇の舞台になるとんがらしさんの人形劇も必見ですよ👀🌟
よろず劇場とんがらし 『てぶくろを買いに』
D5 開山堂にて 10:15〜 / 12:45〜の二回上演します!(上演時間約30分)
予約が必要な公演となります。お見逃しのないように!
演目の詳細は 【こちら】 をクリックでご覧いただけます。
■よろず劇場とんがらしホームページ http://www.cac-net.ne.jp/~yorozu/